顧問の齋藤です。
2021年ももうすぐ終わろうとしています。
本校も先日より冬季休業に入り、本格的な冬季練習がスタートしました。
短距離チームは12月中、基礎能力の向上を目標に練習に励んでいます。
冬季練習は練習量もシーズン期に比べて増えますし、試合がない中で日々ハードな練習を行うため、精神的にもハードな時期であります。
練習に妥協がないよう選手も努めていますが、工夫しながら毎日後悔が残らない練習を行わせていきたいです。
本校で行っている練習の一例をあげると、40秒間走というものがあります。
スタートから40秒以内にどのくらいの距離を走れるかというものですが、本校ではこれを週ごとに距離を定めて実施しています。
(例)1週目 250m×5本 r=4 2週目 255m×5本 r=4 3週目 260m×5本 r=5
毎週5mずつ伸びていくこのメニューの意図は様々ありますが、選手も毎週一種のコントロールテストのようにこれをこなしていきます。
春に選手の中からどれだけの人数が320m~(男子)までいけるか楽しみにしながら経過をみています。
本校の選手の最近の課題はメンタル面(自信がないなど)かなと考えます。
情報にアクセスしやすい時代だからこそ、人と比べて自らを本来の立ち位置より低く見てしまう傾向があると感じます。
この冬季練習ではこれまでの自分の限界を越えて、自分に自信をもって試合に臨めるよう働きかけていきたいと考えています。
まだまだ冬季練習は始まったばかりですが、選手と共に冬を越えて関東・全国へ進める選手が一人でも多く出るよう頑張ってまいります。